トップメッセージ
私たち Omamori は、『こころの不調を乗り越えられる世界を創る』をミッションに、誰もがこころの不調に直面しても乗り越えられる社会の実現に取り組んでいます。
こころの問題は目に見えにくいため自分でも気づきにくく、気づいてもどうすればよいか分からないことが多いです。また、日本ではメンタルヘルスに関する認知が進んでおらず、こころの問題に対する偏見が多いというのが現状です。そのため、問題や悩みを抱えていても誰にも相談できないことが多く、こころの不調が重症化したり、中には命を落とす方もいらっしゃいます。問題や悩みを抱え続けることなく、少しでも早く適切に対応していくことが大事です。
そこで重要なのが心理職の存在です。心理職は、心理学を元にした心理療法などの多様な支援を通して、抱える問題や悩みをその人自身が解決できるようにサポートをする専門家です。うつになった私の友人は心理職からの支援を通して、少しずつ笑顔で過ごす時間が増えていきました。
しかし、心理支援を求めるユーザーが心理支援にアクセスし、心理支援を受けるまでには様々な課題があります。
相談者に注目すると、社会的偏見を気にして支援を受けることを躊躇する人が多い点は課題です。また、こころの不調が進行して体調にも悪影響が及びはじめると、通院のための外出でさえ億劫に感じたり、心理支援を受けられる場所を探すことも大きな負担になったりします。
一方で心理職は、心理支援を届ける過程において障壁を抱えています。昨今普及しつつあるオンラインによる心理支援の提供では、必要な予約・決済・ビデオやチャットなどのツールを自ら探して構築している場合が多く、心理支援の準備にたくさんの時間を費やしています。また、相談者に対する予約通知等の連絡、相談記録の管理など支援の周辺業務が心理職の負担になっています。私たちは、相談者へより良い支援を届けるためには、心理職が支援に集中できる環境を創ることが重要だと考えています。
このような相談者、心理職がそれぞれ抱える課題を解決するために、私たちは Omamori というカウンセリングルームアプリを開発・運営しています。誰もがこころの不調になる社会だからこそ、Omamori を通して心理支援を一人でも多くの相談者へ届け続けることで、 「こころの不調を乗り越えられる世界」を創りたいと考えています。
代表取締役
髙田 雄介